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私のブログ。

このブログを書いているのは誰かな? せーの、私だー!

大学の時に書いた書きかけの文章はあと20片くらいはあるんだ。でもここらでやめとく。

 片田舎の民家の庭の片隅に水が入ったまま放置されたバケツへ産み付けられたボウフラたち。彼らは本能的に自分の将来を知っていた。彼らは蚊となるのだ。成虫となった蚊たちは交尾をして再び水のたまったバケツにボウフラを産み付ける。何のために子を産むのか、疑問に思う知能はない。子を産むためのエネルギーは血を吸って得ればよい。

 そう。蚊にとって血を吸うのは子孫を残すためのエネルギー補給だ。メスだけが吸えばよい。しかし、バケツの中のボウフラに一匹、吸血行為に興味を持ったオスがいた。彼は他のボウフラと一切相違ない普通のボウフラのオスであるが、どうしてだか血が吸いたかったのだ。吸いたくて吸いたくてたまらなかったのだ。